指定確認検査機関や役所の担当者の『見た目の特徴』について

みなさんは、建築基準法の法令集をお持ちですか?そして、何年度版ですか?

持っているとしても、建築士試験の時に購入したものをそのまま持っている方がほとんどではないでしょうか。(だから、持っている法令集の年度を見ると、その人が何年度に学科試験に合格したかがわかるという法則があります笑)つまり、ほとんどの方が法改正があったとしても、わざわざ最新版を買い直していません。

最新版を買い直さない理由を聞いてみると、『試験勉強の為に、中身のカスタマイズがしてあって読みやすいから。愛着があるから』という理由が上がってきます。試験勉強をした事がある方ならわかると思いますが、建築士試験に持ち込む法令集は、内容を読みやすくする工夫として、インデックスやマーカーなどで線引きをする事が当たり前です。そして、何より試験勉強を共に乗り越えた相棒…。愛着が湧いて手放せないという理由にも納得できます。

しかし、指定確認検査機関や役所の担当者の法令集に対する認識は全く異なるものだと思います。だから、使い方も、見た目も、設計事務所さんが使っている法令集とは異なります。

指定確認検査機関や役所の担当者にとって、法令集は、簡単に言ってしまえば、筆記用具と同じです。つまり、消耗品だと思っています。(全ての担当者が法令集をそのように扱っているかはわかりませんが、私の関わっている人はそんな感覚で使っている方が多いです。)

それ故、指定確認検査機関や役所の担当者は法令集の使い方や見た目なども、設計事務所さんとは異なっています。

今回は、指定確認検査機関や役所の担当者の使っている『法令集見た目の特徴』をまとめてみました。

①インデックスは貼らない。線引きは一切しない。

インデックスや線引きなんかなくても、法文が読めるから…なんて言うと思いましたか?笑それもあるかもしれませんが、他に理由があると考えられます。

おそらく、めんどくさいからです。

先ほども言いましたけど、指定確認検査機関や役所の担当者は、法令集の事を消耗品だと思っています。だから、毎年買い直します。

インデックスはともかく、線引きはめちゃくちゃ時間がかかります。めんどくさいです。そんな作業を、毎年やるわけないです。どうせ毎年買い直す消耗品に、そんな手間をかけられません。

だから、毎日使うものですし、書き込みが多いのかと思われがちですが、中身は真っ新になってしまう事が多いです。

②外見はボロボロになる

先ほども言いましたが、法令集は消耗品です。買い直す事が前提なので、法令集を綺麗に使っている人はあまり見た事がありません。だから、扱いが雑になり法令集のハードの部分はどんどん汚くなります…。

ちなみに、私はたまに表紙が取れてなった事があります(笑)ガムテープで補強して使います。

(↑数年前のものですが、ボロボロすぎますね…。)

私みたいに表紙が取れてしまうのはマレだと思います。では、法令集がボロボロになるってどんな風になるのか?それは、『法令集の裏側部分』を見るとわかりやすいです。

(↑びっくりする程、雑な写真でごめんなさい笑)

こんな感じです。よく見るページがどんどん黒ずんでいくんですよね。これは私が実際に今使っている法令集ですが、露骨に下のページだけ汚いです。黒ずんでいる部分は、建築基準法が買いてあるページです。めちゃくちゃ黒くなっているページを確認すると避難規定でした。確かに、よく見ていたページだから、納得です…。

こんな風に、とにかく外見的な部分でボロボロになっていきます。

法令集の使い方のギャップがすごい

以上、指定確認検査機関や役所の担当者の使っている『法令集見た目の特徴』を推測してみました。色んな担当者の法令集を見てみた結果なので、だいたい合っていると思います。

もう、基本的には消耗品と考えています。毎年買い直すのが当たり前なので、すごく大事にしている…という方は少ない印象です。比べて、設計事務所にいる方は本当に試験で使った法令集を大事にしていると思います。愛着があるんでしょうね。同じ建築の仕事をしてても、使い方が違うのって面白いですよね。

ただし、令和3年の法令集は、買い直す事をおすすめします。私のブログの方で、実務おすすめの法令集を紹介しているので、よかったら確認してください!(おすすめの法令集の記事

最後までありがとうございました!